第15号 −平成21年11月20日発行−
■発行人:土井邦紘  ■編集人:和田成雄  ■題字:福井 厳 顧問
第15回 京都糖尿病医会 学術講演会
テーマ 「全身病としての糖尿病」
平成21年6月27日 京都府医師会館
 今回は、まず京都南病院 岡本三希子先生より下京西武医師会において運用が開始されたICカードを用いた病診連携について講演があり、次いで京都大学稲垣暢也先生よりブドウ糖の細胞内代謝経路の説明、および高血糖によるその障害と合併症の発症機序などが解説された。最後に短い時間ではあったが3人の先生による興味深いワンポイントレクチャーがあった。
 第15回の糖尿病医会の学術講演会(テーマ:全身病としての糖尿病)は、総会に引き続き下記の要領にて2009年6月27日に京都府医師会館で開催されました
<一般講演>
下京西部地区における糖尿病診療の現状と診療連携カード(lC力一ド)への期待
岡本三希子先生(京都南病院内科下京西部医師会情報化推進委員会)
 下京西部地区では、複数の病院と開業医が連携して、診療連携ICカードを用いた情報化推進のパイロットスタディを行っています。セキュリティ保護は十分か、ランニングコストは高くないか、通信速度は遅すぎないかなどが我々も一番気にかかるところですが、参加施設の使用実感はそう悪くなかったようです。具体的な運用方法としては、ICカードをエントリーキーとして、地区医師会のサーバーにアクセスし、登録されている生化学検査、コメント(禁忌薬等)のデータを閲覧することが出来るそうです。今後への期待されることとして、連携パスヘの進化や連携の広域化などが話題になっていました。個人的には、共有できる情報がさらに増える方向へも進化して欲しいと思いました。従来からの病診連携についても、栄養指導を中心に紹介されました。さらに糖尿病医会の地域勉強会が十条リハビリテーション病院で開催されたことがきっかけとなり、コメディカルを含めた京都南病院と十条リハビリテーション病院の糖尿病の病々連携の会が結成されたそうです。‘南十字星(サザンクロス)’というとてもロマンチックな名前の会で、名づけ親は十条リハビリテーション病院の西野先生だそうです。両病院の糖尿病治療チームの愛の結晶が今後も健やかに成長されることを期待しています。
<特別講演>
糖尿病における代謝障害と合併症
稲垣暢也先生(京都大学糖尿病・栄養内科教授)
 上記の演題名で特別講演をされました。教授ご就任以来地元でご講演をお聞きする機会が意外と少なかったこと、副会長の森本先生が一度代謝のことを糖尿病の立場で基礎的なところからじっくり聞いてみたいと提案されたことなどがきっかけとなり、15回という節目としてこの度の企画が実現しました。
 具体的には、グルコースの細胞内代謝経路とその局在を中心に講演されました。
主要な4つの経路とその特徴を簡潔に記しますと、
@ポリオール経路 治療薬としてはARIがある。
Aヘキソサミン経路 インスリン抵抗性と関連。
BPKC経路 阻害薬が合併症治療薬として期待されている。
C最終酸化産物経路(AGE)とその受容体(RAGE)血管障害に関与、TCA(ROS)とも関係。
 またこれらの経路が細胞内のどこに存在するのか−細胞質内かミトコンドリア内であるのか−を理解することが大切であることも強調されていました。
 β細胞と酸化ストレスの関係についても、インクレチンのβ細胞保護作用を中心に検討されました。膵島移植では移植後早期のLossが大きな問題でした。そこで膵島移植モデル動物を用いて、incretin mimetics(exendin-4)にこのLossを軽減させる効果があることを証明されました。
 さらに酸化ストレスに関して、活性酸素種択のについての研究は数多くの報告がありますが、教室ではさらに活性窒素種(RNS:ONOO-)に対するビグアナイド薬の効果についても研究を進められているそうです。最新の基礎研究のトピックスが中心でしたので、正直なところ理解しきれない部分も多々ありましたが、高血糖により生理的な代謝がいかに傷害され、合併症が引き起こされるかについて理解を深めるいい契機になったのではないでしょうか。
ワンポイントレクチャー
 下記の先生方に最近のトピックスについて、お話していただきました。
@高木 力先生(高木循環器科診療所
 最近発表されたJSH2009と関連した大規模試験の概要を紹介され、実地医家としての疑問点をいくつか述べられました。糖尿病においてRAS系がベースとされる根拠は果たして十分であるのか。さらにこれらを1st lineとして投与した場合に、併用薬として利尿薬かCCBのいずれを選択すべきか。このように、まだまだ検討すべき余地があるとのスタンスです。なお、現在糖尿病医会では、高木先生を中心に複数のメーカーに参加を呼びかけて、糖尿病における適正な降圧薬の投与法についてフランクな討論のできる講演会を企画中です。
A山本康正先生(京都第二赤十字病院脳神経内科)
 糖尿病と脳卒中について自験例を中心に解説されました。特に印象に残った話題をいくつか列記します。最近の慈恵医大の報告では、脳卒中発症例では境界型を含めた耐糖能異常合併例が多く、複数の疫学調査では概ね2−3倍と報告されている。大規模スタディーなどでは、脳卒中全体で検討されているが、本来はどの血管系(特にサイズ)が擢患部位であるのか、病型を梗塞か出血かをわけて解析すべきである。糖尿病では脳幹部に多い傾向。CKDと白質病変の関連も最近注目されている。
B中井義勝先生(中井クリニック)
 京都大学では、神経性食思不振症などの下垂体疾患を主に研究されていましたが、ご開業後は主に心身症診療が中心となっているそうです。また、メタボ対策にも有用な運動療法についても企業と共同研究をされています。某有名下着メーカーのエクササイズ用下着(スタイルサイエンス商品)について、‘歩幅を伸ばす、減量効果がある’などのデータが集積されつつあるそうです。実はすでに使用経験がある会員もおられて、女性会員の中で当日一番ホットな話題となっていました。‘ちょいメタおやじ’(自分では‘ヘビメタ’ではないつもり)の私も興味津々でしたが、値投を聞いて少しクールダウンしてしまいました。メーカーの研究者に学会発表を奨励されており、さらにエビデンスが積み重なることが期待されます。
 予防医学・実地臨床・基礎医学まで広範な話題でしたが、いずれのお話もとても興味深いものであり、もっともっと討議の時間を持ちたいところでした。医師会館で終了時間を厳守する必要があり、特にワンポイントレクチャーの先生には、発表時間を十分用意できず、申し訳ありませんでした。
(文責:京都桂病院 山本 泰三)
第8回 京都糖尿病医会総会
平成21年6月27日
第8回京都糖尿病医会総会が学術講演会に先立ち開催されました。土井邦紘会長の挨拶の後、大石まり子会計担当理事、和田成雄総務担当理事よりそれぞれ平成20年度会計報告および平成21年度予算、平成20年度事業報告および平成21年度事業計画が報告され、承認されました。
平成20年度会計報告書
平成21年度 京都糖尿病医会 予算案
1.収入の部
年会費 810,000円 (会費3,000円×270名)
参加費 300,000円 (参加費1,000円×300名)
府医補助金 100,000円  
繰越金 1,095,254円  
企業寄付金 800,000円  
3,105,254円  
     
2.支出の部
会場費 300,000円 (2回分)
講演招聘費 600,000円 (特別講演費3名/交通費160,000円/宿泊費90,000円/謝金350,000円)
地域勉強会 140,000円 (講師謝礼80,000円 8名/会場費60,000円)
会議費 250,000円 (理事会、その他)
通信費 310,000円 (総会、講演会、理事会案内状など)
印刷費 700,000円 (名簿、プログラム/抄録など)
人件費 50,000円  
ホームページ更新・維持 120,000円  
事務局経費 340,000円  
雑費 195,254円  
3,105,254円  
平成20年度 京都糖尿病医会 事業報告
1.総会、理事会、役員会
京都糖尿病医会総会 (年1回):平成20年6月28日
理事会 (年2回):平成20年6月28日、12月13日
役員会 (年4回以上):毎月第4木曜
2.学術集会
京都糖尿病医会学術集会 (年2回)
1)平成20年6月28日(土)京都府医師会館:肥満(小児を含む)小児科医会と共催。
特別講演 1.「小児2型糖尿病の病態について」
 駿河台日大大学病院小児科講師 浦上 達彦先生
特別講演 2. 「糖尿病とメタボリックシンドローム」
 東京逓信病院 内分泌代謝内科部長 宮崎  滋先生
2)平成20年12月13日(土)COCON烏丸
パネルディスカッション:「外来で実施できる糖尿病患者教育指導の実際」
@効果的な教育指導のポイント
 京都医療センター臨床研究部 岡崎 研太郎先生
A外来で実施する運動指導
 かぎもとクリニック 狭間 逸子先生
B糖尿病食事療法における栄養士の活用
(伏見医師会) 依田医院 依田 純三先生
C早期からの糖尿病教育指導の重要性
 (伏見医師会) 辻 医院 辻 光先生
D糖尿病専門医のいない一般診療所外来での記録シートを利用した糖尿病療養の実践
 洛北診療所 臼井 玲華先生
特別講演:「あなたは良い医者?悪い医者?」
 香川大学医学部内科学講座 教授 石田 俊彦先生
専門科よりワンポイントレクチャー
 眼科から 京都大学医学部附属病院眼科 王 英泰先生
 腎臓内科から 京都医療センター 腎臓内科 菅原 照先生
 循環器科から 高木循環器診療所 高木 力先生
地域糖尿病学習会 (年2回)
第13回京都糖尿病医会地域学習会
平成20年7月12日 舞鶴赤十字病院 会議室
演題1.「糖尿病性腎症の集約的治療の実際」
 医療法人泰山会あいおい橋四方クリニック 四方 泰史先生
演題2.「持効型溶解インスリンアナログ製剤を用いた糖尿病治療の成績について」
 曽我内科医院 曽我 哲司先生
 澤田医院 澤田 信先生
 医療法人荒木クリニック 荒木 義正先生
演題3.「コントロール不良の1型糖尿病 −CSIIを導入してもコントロール不良の1例−」
 舞鶴共済病院 福田 正基先生
第14回京都糖尿病医会地域学習会
平成20年11月1日 アピカルイン京都
  講演
1.外来での糖尿病教育、療養指導の病診連携システムの試み
 日本バプテスト病院糖尿病療養指導士 布瀬純子氏
2.アンケート調査よりみた左京区内の糖尿病患者の実態−逆紹介、紹介による効率的機能分担の推進
 日本バプテスト病院 米田紘子先生
3.一時的インスリン使用から経口糖尿病薬への切り替え−病診連携の推進―
 京都大学医学部糖尿病栄養内科 細川雅也先生
4.困った症例
 出木谷医院 出木谷寛先生
5.インクレチン−新しい糖尿病治療の幕開け
 京都大学医学部糖尿病栄養内科 浜本芳之先生
行政、他医療機関あるいは製薬企業などとの共催による学術集会
特に複数製薬企業との共催による同種・同効薬の差異などに関する研究会(年5-6回)
・複数製薬会社共同研究会(第一三共・持田製薬):平成20年8月30日
 「LDL−コレステロール vs 中性脂肪」
 東京医科大学 小田原雅人教授、京都大学 荒井秀典先生
・ビグアナイド講演会:平成20年6月12日(木) 渥美 義仁先生
・京滋糖尿病ディベートカンファレンス:平成20年9月25日(木)
 「肥満を伴う2型糖尿病患者の治療 −抵抗性改善剤 VS インスリン治療−」
・京都糖尿病談話会:平成20年4月17日 グランヴィアホテル 後援
・第4回 抗加齢医学ファーラム
・6th Diabetes and Metabolism Research Seminar:平成20年12月11日(木)
 京都医療センター
・DM21:6月14日
・京都糖尿病エキスパートミーティング:10月4日
・DM21:10月11日
3.糖尿病啓発活動
日本糖尿病学会・京都糖尿病協会京都支部主催糖尿病週間行事参加
対象:府民、コメディカル、その他(年2−3回)
・糖尿病対策推進事業委員会(京都府医師会、糖尿病学会、糖尿病協会合同)と共催で府民対象の啓発活動
「もっと知ろう!糖尿病」平成20年11月15日(京都会館)
講演「落語で聴く糖尿病療養」 司会 中村 直登先生
 知多厚生病院 糖尿病内分泌代謝科」 丹村 敏則先生
「ダイノジと楽しく話そう!糖尿病」
 司会 稲垣 暢也先生、土井 邦紘先生
 ダイノジ(大地洋輔氏、大谷ノブ彦氏)
世界糖尿病デー(11月14日):東寺五重塔 ライトアップ
4.会報など刊行物の発行
京都糖尿病医会会報:第12号、第13号、第14号
5.その他
糖尿病治療に関する病診連携の確立
各専門医会との連絡、意見交換
IT導入の可能性を検討する
会員の拡大を目指す
CDEとの連携
・臨床内科医会座談会:特定検診、HbA1c、MetS などに関して。
大阪 福田正博先生、京都 鍵本伸二先生、大石まり子先生、和田成雄先生、土井邦紘先生。
平成21年度事業計画
1.総会、理事会、役員会
京都糖尿病医会総会:年1回(春)
理事会:年2回
役員会:年4回以上
2.学術集会
京都糖尿病医会学術集会:年2回(春、秋)
地域糖尿病学習会:年2回(夏、冬)
1回は京都市内、1回は京都北部あるいは南部で病診、診診連携を目的とする。
行政、他医療機関あるいは製薬会社などとの共催による学術集会とくに複数製薬会社共催による学術講演会など 年5〜6回
3.糖尿病啓蒙活動
日本糖尿病学会・協会京都支部主催糖尿病週間行事参加ほか:
世界糖尿病デー(11月14日)
対象 市民、コメディカル、その他
4.会報など刊行物の発行
京都糖尿病医会会報 年1〜2回
5.その他
糖尿病治療に関する病診連携の確立
各専門医会との連絡、意見交換
一般開業医、勤務医、行政との意思の疎通を図る
IT導入の可能性を検討する
糖尿病医療を取り巻く環境を分析する
会員の拡大を目指す
糖尿病患者における勃起不全合併に関するアンケート調査
ラクト健診センター 森本 昌親
【緒言】
 糖尿病の合併症として勃起不全は古くから注目されているが、診療の場ではその実態は具体的にはあまり知られていない。
 そこで、糖尿病患者の勃起不全の概要を知る為に、勃起不全治療薬の処方状況、年齢、羅病期間、治療法、合併症などについて、糖尿病医会会員を対象にアンケートを試みた。
 アンケートは平成20年12月、糖尿病医会事務局を通じて全会員に発送し、65施設より回答が得られた。回収率は約25%である。
【成績】
 治療薬の処方は28施設でなされ、糖尿病12 施設25例あまり(例数の記載されていない施設があった)、非糖尿病21施設88例であった。5施設で糖尿病・非糖尿病の双方に処方がなされていた。
 処方なしは37施設で、内6施設は希望者があれば他医に紹介するとの回答であった。糖尿病以外で処方された疾患については、高血圧9例、がん術後3例、肝硬変1例、不眠症1例、うつ病1例、勃起障害1例が記載された。
 回答のなかった施設では処方されていなかったと仮定すると、会員の10%強で勃起不全治療薬が処方され、かつ約4.5%で糖尿病患者に対して処方されていたことになる。
 治療薬使用者の年齢は、糖尿病では50〜59才42.9%、60〜69才33.3%、非糖尿病では50〜59才26.7%、60〜69才50.0%で糖尿病においてやや若年傾向が見られた(表1)。
表1 勃起不全治療薬使用者の年齢分布
年齢 50才未満 50〜59才 60〜69才 70才以上
糖尿病
(%)
3
(14.3)
9
(42.9)
7
(31.3)
2
(9.5)
21
(100)
非糖尿病
(%)
9
(15.0)
10
(26.7)
30
(50.0)
5
(8.3)
60
(100)
 糖尿病の羅病期間は、治療薬使用者で10年以上が31.8%を占めるのに対して、非使用者では12.1%で、治療薬使用者で羅病期間の長いものが多かった(表2)。糖尿病治療法では、治療薬使用者で、食事療法のみ9.1%、インスリン使用18.2%、非使用者で食餌療法のみ16.2%、インスリン使用8.6%で、勃起不全治療薬使用者にインスリン治療を要するものが多かった(表3)。
表2 糖尿病の羅病期間
年数 5年未満 5〜9年 10年以上
使用者
(%)
9
(40.9)
6
(27.3)
7
(31.8)
22
(100)
非使用者
(%)
181
(57.6)
95
(30.3)
38
(12.1)
314
(100)
表3 糖尿病の治療法
食事療法 経口薬 インスリン
使用者
(%)
2
(9.1)
16
(72.7)
4
(18.2)
22
(100)
非使用者
(%)
51
(16.2)
236
(75.2)
27
(8.6)
314
(100)
 治療薬使用糖尿病患者にみられた合併症は、高血圧16(うち降圧薬服用12)、心電図異常3(虚血性変化2、不整脈・伝導障害1)、IMT肥厚7、其の他の動脈硬化所見7、微量蛋白尿7、顕性蛋白尿4、末梢神経障害14、脳血管障害の既往0であった。
【要約】
1.糖尿病医会会員に対するアンケートで、糖尿病患者25例あまりに勃起不全治療薬の使用が報告された。
2.使用者の年齢は50歳代が約43%で、非糖尿病者に比してやや若年傾向が見られた。
3.糖尿病羅病期間は、10年以上が約32%で、非使用者に比して羅病期間の長いものが多かった。
4.糖尿病治療法では、使用者でインスリン治療が約18%あり、非使用者に比してインスリン治療を要するものが多かった。
5.合併症として、勃起不全治療薬使用者の64%に高血圧、12%に心電図異常、28%にIMT肥厚、28%にIMT肥厚以外の各種の動脈硬化所見、44%に蛋白尿。16%に血清クレアチニン上昇、56%に末梢神経障害が見られた。脳血管障害の既往はなかった。
【結語】
 糖尿病患者の勃起不全治療薬使用者では、非使用者に比べてやや羅病期間が長くインスリン治療を要するものが多かった。
 動脈硬化性疾患、末梢神経障害、蛋白尿などの合併症が半数前後に見られた。
京都糖尿病医会役員会報告
第77回 京都糖尿病医会役員会
平成21年4月23日
報告事項
@第15回京都糖尿病医会学術講演会:平成21年6月27日(土)京都府医師会館 テーマ「全身病としての糖尿病」 一般演題:「下京西部地区における糖尿病診療の現状と診療連携カード(ICカード)への期待」京都南病院 岡本三希子先生 特別講演:「糖尿病における代謝障害と合併症」 京都大学 稲垣 暢也先生 ワンポイント レクチャー
A第16回京都糖尿病医会学術講演会:平成21年12月12日(土)古今烏丸 CKD 菅原 照先生
B第15回糖尿病地域学習会:平成21年夏 木津川病院・宇治久世医師会共催
C審査会情報:心不全に対するアクトス投与は原則的には認めている。Su剤とグリニド製剤の併用はいずれか(一般的には薬価の安い方)を査定。ケナコルトA(50mg)は皮下または鼻粘膜など局所注射が適応。
D糖尿病対策推進事業員会:京都市内および府下合計四か所でシックデーをテーマにコメディカルを対象にした研修会を開催。京都の取り組みを糖尿病学会にて報告。
E複数製薬会社共同研究会:平成21年7月16日ホテルグランヴィア 特別講演:弘世貴久先生 コーディネーター鍵本伸二先生 ディスカッション:長谷川剛二先生、土居健太郎先生、大石まり子先生
FDM21:平成21年5月16日ホテルグランヴィア 「より良い血糖コントロールをめざして」 慈恵医大 西村 理明先生
G抗加齢フォーラム:平成21年6月18日 特別講演:井藤英喜先生。渋谷先生「歯周病と糖尿病」 症例報告:福井道明先生に人選依頼
H糖尿病エキスパートミーティング:平成21年4月18日 特別講演:大阪大学 石蔵先生「糖尿病者のED」 森本昌親先生
I超速効型インスリン製品説明会:第15回学術講演会終了後
Jその他:k-net カンファレンス:「肥満を合併した糖尿病の治療」 山本泰三先生
協議事項
@第17回京都糖尿病医会学術講演会:平成22年6月26日(土)京都府医師会館 「骨代謝」 コーディネーター 桝田 出先生
A第16回糖尿病地域学習会:平成22年冬 高倉 康人先生
BRAS抑制剤講演会:高木 力先生
Cインクレチン講演会:平成21年10月29日(木)ハイアットリージェンシー 講演:稲垣先生 or 山田先生 or 清野先生 or 寺内先生
D歯科医師会との共同講演会:京都府歯科医師会の執行部が4月より新メンバーとなる。
Eその他:第17回糖尿病地域学習会 平成22年夏 京都北部
第78回 京都糖尿病医会役員会
平成21年5月28日
報告事項
@第15回京都糖尿病医会学術講演会:平成21年6月27日(土)京都府医師会館 トピックス:神経内科 山本康正先生、循環器科 高木 力先生、内分泌科 中井 義勝先生
A第15回糖尿病地域学習会:平成21年7月16日 木津川病院・宇治久世医師会共催 「糖尿病診療ネットワークのあり方」 うじ安心館 3F大会議室
B各種委員会報告:医療安全委員会 平成22年1月「他科に学ぶ事故事例」 生涯教育委員会:京都医学会「臓器移植」 田中紘一先生、吉村了勇先生
C審査会情報:文章注意2件 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の病名が多数あり、ソルコセリルが画一的に注射されている。急性上気道炎の初診月に胃潰瘍の病名を根拠なく付記し、H2 blockerやPPIを投与。
D糖尿病対策推進事業員会:11月14日世界糖尿病デー アバンティホール
E抗加齢フォーラム:平成21年6月18日 症例報告:男性2型糖尿病患者におけるDHEAの有効性 福井道明先生
Fその他:平成21年8月6日「低血糖の病態生理」久留米大学 山田研太郎先生
協議事項
@第8回京都糖尿病医会総会、第15回京都糖尿病医会役員会:議題
A歯科医師会との共同講演会:京都歯科医学大会で歯科医師対象に講演 土井邦紘先生 合同講演会:全身病と糖尿病。
Bその他:第10回エキスパートミーティング 綿田 裕孝先生 平成21年11月14日 造影剤使用時のビグアナイド剤投与は禁忌から併用注意となった。
第79回 京都糖尿病医会役員会
平成21年6月25日
報告事項
@各種委員会報告:生涯教育委員会報告
A審査会情報:糖尿病性早期腎症に対するW型コラーゲンS測定:適応と考えられるがU期になれば微量アルブミンを測定するべきでは。
B糖尿病対策推進事業員会:11月14日世界糖尿病デー 歯科医師会からも講演。
協議事項
@第8回京都糖尿病医会総会、第15回京都糖尿病医会役員会:議題 名簿作成
A第17回糖尿病地域学習会:平成23年夏 京都府北部(綾部・福知山)高尾嘉興先生
B京都保険医協会理事選任:理事会に諮る。
Cその他:HbA1c の国際標準化
第80回 京都糖尿病医会役員会
平成21年7月30日
報告事項
@糖尿病治療のブラッシュアップセミナー(低血糖編)〜薬剤性低血糖を中心に〜 平成21年8月6日(木)センチュリーホテル 山本泰三先生/特別講演「糖尿病治療に伴う血糖変動プロファイルと低血糖リスク」 久留米大学 山田 研太郎教授
A審査会情報:新規発売の薬剤は注射薬も1年間は長期投与不可。
B会員情報交換(何か一言):会員メーリングリストに何か情報を発信する。
協議事項
@第18回京都糖尿病医会学術講演会:平成22年11月 土居健太郎先生
A京都保険医協会理事選任:公募するも現在のところ応募なし。
第81回 京都糖尿病医会役員会
平成21年8月27日
報告事項
@第16回糖尿病地域学習会:平成22年1月または2月 高倉 康人先生 第2日赤登録医に演題依頼。10月末までにプログラム作成。
A各種委員会報告:生涯教育委員会 京都医学会。動画発表可。治療安全委員会:9月14日 patient advocate
B審査会情報:バルトレックス、ゾビラックスの投与日数および投与量について 原則、日本医薬品集の用法・用量に準じ、画一的な日数制限は設けない。いまだにビタミン剤の注射を多数例に施行している医療機関がある。
C糖尿病対策推進事業員会:病診連携パス作成。
DK-net カンファレンス:11月12日(木) 高木 力先生
Eインクレチン講演会:平成21年10月29日(木)ハイアットリージェンシー 「2型糖尿病の今後の治療の展開」吉岡成人先生
Fその他:9月5日 stroke oriented 研究会 9月3日 高齢者糖尿病を考える会。 9月17日 糖尿病ディベートカンファレンス
協議事項
@RAS抑制剤講演会:高木 力先生 RAS関連会社へ共催依頼。日時・演者の選定へ
Aその他:9月10日 糖尿病若手の会
第82回 京都糖尿病医会役員会
平成21年9月24日
報告事項
@第16回京都糖尿病医会学術講演会:平成21年12月12日(土)古今烏丸 テーマ「糖尿病・CKD・血管障害・高血圧治療の最前線―糖尿病と心・腎・脳連関―」 「CKD(特に糖尿病性腎症)の治療: 〜RA系と血圧の食塩感受性の視点から〜」 大阪市立総合医療センター 腎センター部長 今西政仁先生 ミニレクチャー・話題提供 循環器内科専門医:京都医療センター 循環器内科医長 阿部 充先生 糖尿病内科専門医:和田内科医院 和田成雄先生 腎臓内科専門医:京都市立病院 八城正知先生「未定」 内分泌専門医:京都医療センター 島津 章先生
A第16回糖尿病地域学習会:平成22年2月6日or13日(土) 高倉 康人先生 「病診連携の奏効した例」双方よりプレゼンテーション
B第17回京都糖尿病医会学術講演会:コーディネーター 桝田 出先生 「骨粗鬆症」 慈恵会医科大学 整形外科 斉藤 充講師?
C各種委員会報告:医療安全委員会 1月28日他科に学ぶ。2月27日市民向け 生涯教育委員会:京都医学会「臓器移植」
D審査会情報:画一的腫瘍マーカー、CRP測定。ビタミン剤。
E糖尿病対策推進事業員会:病診連携パスの勉強会を京都糖尿病医会会員も含めて開催。世界糖尿病デー:東寺・市役所・府庁をライトアップ
協議事項
@第18回糖尿病地域学習会:平成24年冬 東山 or 市立病院+梶山先生
A歯科医師会との共同講演会:平成22年4〜5月頃 歯科:歯周病と糖尿病。医科:土居健太郎先生 or 谷口 中先生
BRAS抑制剤講演会:7社位になる模様。糖尿病医会主催・各社協賛?
保険診療Q&A
【Q】「尿中アルブミン精密」測定に関していろいろ論議されていたようですが、結局、適応 病名は何でしょうか?
【A】「糖尿病」「糖尿病性早期腎症」「糖尿病性腎症1期」「糖尿病性腎症2期」のいずれかであればOKです。一般的に、とくに保険審査では「糖尿病性腎症」といえば「顕性腎症」を意味し「尿中アルブミン精密」を測定すれば査定の対象となります。
【Q】新規発売薬は1年間は長期投与不可ですが、注射薬も同様の扱いでしょうか?
【A】その通りです。
【Q】食後高血糖を改善するためにα-GIを2種類処方したところ片方を査定されました。2種の併用は認められないのでしょうか?
【A】現在α-GIは3種類発売されており、それぞれ作用が少しずつ異なりますが併用による明らかな効果を示す論文はなく、保険診療としては認め難いのではないかと推測されます。
【Q】糖尿病、高血圧、高脂血症などの慢性疾患では1年に1回位、心電図や胸部レ線の検査は認められていますか?
【A】高血圧では認められていますが、糖尿病、高脂血症では認められていません。検査目的を示す病名が必要です。
【Q】糖尿病患者にキネダックを投与していましたが、糖尿病性神経障害の病名をつけ忘れていたため3か月分纏めて査定されてきました。病名漏れなどもっと早く連絡していただけないものでしょうか?
【A】保険者には6か月前まで遡って再審査請求する権利があるため、複数か月分を纏めて病名漏れなどで再審査請求して来ることがあります。1次審査で可能な限り病名不備などのレセプトを見つけて返戻するようにしておりますが、到底全てのレセプトを審査出来る訳ではなく、どうしても不備なまま保険者に行ってしまうことがあります。レセプトを提出される際には、とくに院外処方や新しく薬剤を投与された時などは病名漏れなどないか、十分に点検して下さい。
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