第11号 −平成19年9月15日発行−
■発行人:土井邦紘  ■編集人:和田成雄  ■題字:福井 厳 顧問
第6回京都糖尿病医会総会 / 第11回京都糖尿病医会学術講演会
平成19年6月23日 京都府医師会館
 学術講演会に先立ち第6回総会が開催された。土井邦紘会長挨拶ののち報告事項として和田成雄総務担当理事より平成18年度事業報告(別掲)、森本昌親副会長より第11回学術講演会、山本泰三理事より第11回糖尿病地域学習会の案内がされた。そのあと藤本新平理事より京都府糖尿病対策推進事業委員会報告があり、現在、医師を対象とした糖尿病の総論、治療が終了し最後のテーマである合併症の講演が始まっており、今年の秋からはコメディカルを対象とした啓発講演会を予定しているとのことであった。
 議事では平成18年度決算が大石まり子会計担当理事より報告され、拍手により承認された。また平成19年度予算案および事業計画(別掲)に関しても拍手により承認された。今年度の事業計画ではいろいろな機会をとらえて府民への糖尿病治療・予防のための啓発活動を行うことが提案され、それに対して糖尿病対策予算として300万円が計上された。
第11回 京都糖尿病医会学術講演会要旨
 今回のテーマは「脳血管障害」であり京都第2赤十字病院神経内科部長 山本康正先生および京都医療センター脳神経外科部長 塚原徹也先生がコーディネーターとなり特別講演には順天堂大学医学部神経学講座 卜部貴夫准教授をお招きしました。京都医療センター脳神経外科塚原部長からは自院の成績から、最近の手術件数、術式の変遷、糖尿病あるはメタボリックシンドロームがどのように関与しているのか、第二赤十字病院神経内科山本部長からは糖尿病者の脳血管障害の特徴ならびに1日血圧の変動についてわかりやすい話がなされました。そして、特別講演として順天堂大学の卜部准教授からは脳血管障害における糖代謝異常の関与について、順天堂大学の関連病院を含めて進行中の脳血管障害の糖代謝異常の実態について紹介がありました。特に驚いたのは血管障害を発症した8割近くまで糖代謝異常があり、糖尿病と診断されているのは24%でであったと言うことでした。
 それぞれの先生方の講演要旨は次の如くであった。
京都第2赤十字病院 山本康正先生 ―どのような血管病変が多いのか―
 糖尿病では脳幹部ラクナ、脳幹部BAD(branchi‐atheromatous disease)、多発ラクナが多い。また糖尿病に高血圧を合併すると脳血管障害のリスクが増大し、とくに多発性脳梗塞が増加する。糖尿病に特異的ではないが、高血圧症例では白質病変がよく見られ、ふらつきや認知機能障害を引き起こす。
 夜間高血圧と脳血管障害の関係が報告されているが、糖尿病では夜間に血圧が低下しない、いわゆるnon-dipper が多い。
京都医療センター 塚原 徹也先生 ―メタボリックシンドロームを伴う脳梗塞の臨床的特長―
 メタボリックシンドローム(以下MetS)を呈する患者は頚動脈のアテローム血栓症が増加し脳梗塞のリスクが2倍になる。頚動脈血栓症に対しては内膜剥離術、バルーン拡張術、ステント留置などが行なわれている。またMetS(+)例とMetS(=)例の脳梗塞を対象とした比較では、MetS(+)例は発症年齢が少し若年で女性にも発症例が多く、多発病変例が多かった。当然MetS(+)例では血圧、トリグリセリド、血糖は高値であった。ただ予後には両者に大きな差はなかった。またMetS(+)例では主幹病変をもつ傾向が強く、とくに糖尿病例では血管再建術を必要とするような重症例が多い。さらに糖尿病例では血管の弾力がなく手術がやり難いという特徴がある。
 今回もデイスカッシヨンは活発で、実際の治療法は如何なものなのか、特に抗凝固剤の使用方法、心カテによるステント(薬剤放出方もふくめた)が入っている場合の治療の方法、抗凝固剤の中止を大腸などのバイオプシー、抜歯などの場合にどうするのかなどの議論が続きました。
順天堂大学医学部神経学講座 卜部貴夫准教授
 久山町研究では高血圧症例は漸減傾向であるが代謝異常が増加してきており、ラクナ梗塞に替わってアテローム血栓性脳梗塞や心源性脳梗塞が増加している。
 とくに糖負荷試験境界型でも脳梗塞のハザード比は高値である。日系ハワイ人の検討では、脳血管障害とGTT1時間値との相関が認められており、順天堂大学の検討でも脳卒中症例の36%が発症前に糖尿病と診断されており、発症後のGTTでは52%が糖尿病型を呈した。また発症前には糖尿病と診断されていなかった62%にGTTで異常が見られた。とくにHOMA-R2.5以上に多く、やはりアテローム血栓性脳梗塞では糖代謝障害例が多かった。
 脳梗塞の予測には頚動脈エコーが有用であり、とくに糖尿病例は非糖尿病例よりも有用であると言われており、軽度のIMT肥厚から予防・治療が必要である。プラークの性状はリスク評価に有用であり、また肥厚が高度であるほど脳卒中の予後は悪い。シロスタゾールが血管内皮機能を改善し有効であるという成績もある。
 PROactive study:ピオグリタゾンとプラセボを用いた脳卒中再発予防研究。ピオグリタゾン投与群では中性脂肪の低下・HDL-Cの増加・HbA1cの低下が見られ、血圧には両群間に差がなかったがピオグリタゾン群で脳卒中の再発が47%抑制された。
 CHICAGO study:ピオグリタゾンとグリメピリドを用いたIMTの進展評価。ピオグリタゾン群でIMTの肥厚が抑制された。
 脳卒中は今後も増加することが予測されており、血圧管理のみならず糖尿病を始めとした代謝異常の管理が重要である。
(文責 和田成雄)
平成18年度 京都糖尿病医会事業報告
■総会
第5回:平成18年6月24日
■理事会
第9回:平成18年6月24日 / 第10回:平成18年11月25日
■学術講演会
第9回:平成18年6月24日「糖尿病と腎症」京都府医師会館 / 総合司会:和田成雄先生
ミニレクチャー:早期糖尿病性腎症のマーカー」八城正知先生
話題提供:「糖尿病の保険診療」和田成雄先生
症例提示:「腎障害を伴う糖尿病」八幡兼成先生、山田和範先生
特別講演:日本人2型糖尿病における血管合併症とそのリスクファクター」曽根博仁先生(お茶の水女子大学)
第10回:平成18年11月25日「糖尿病性網膜症」ぱるるプラザ京都 / 総合司会:佐々本研二先生
話題提供:「糖尿病網膜症診療と医師の注意義務」森本昌親先生
特別講演1:「糖尿病網膜症と血糖コントロール」梅川常和先生(京都市立病院)
特別講演2:「糖尿病による失明を無くするために」喜多美穂里先生(京都大学)
■地域糖尿病学習会
第9回地域糖尿病学習会:平成18年7月29日京都医療センター / 「インスリン治療の外来導入」
「インスリン治療の対象者について」大石まり子先生
「インスリン導入の障害とその対処」川内玲子先生(京都医療センター)
「症例提示」松下宣雄先生(伏見医師会)
第10回地域糖尿病学習会:平成19年3月22日宇治あんしん館 / 「生活習慣病とその対策」
「最近経験した小児肥満症例と病診連携による治療経験」大槻雄三先生(宇治医師会)
「肥満症例の食事療法とそのポイント」田川麗子先生(第二岡本病院)
「肥満症例の運動療法について」田後裕之先生(第二岡本病院)
「メタボリックシンドロームの最近の流れ」紀田康雄先生
■共催
第14回DM診療21:平成18年4月22日 / 京都タワーホテル
「糖尿病と高血圧の管理」日本医科大学 久代登志男先生
第15回DM診療21:平成18年10月21日 / 京都タワーホテル
鳥取県立中央病院 武田 倬先生
京都糖尿病エキスパートミーティング:平成18年10月28日 / 日航プリンセスホテル
山田祐一郎先生(秋田大学)
京都糖尿病エキスパートミーティング:平成19年3月17日 / 全日空ホテル
小室 一成先生(千葉大学)
k-netカンファレンス:平成18年11月9日
「糖尿病性腎症―圧利尿曲線から眺めると―」八城正知先生
k-netカンファレンス:平成19年3月8日
「糖尿病性神経障害の診断と治療」田中 亨先生
抗血小板剤に関する講演会:平成19年3月24日 / ホテルグランヴィア
「抗血小板薬の多面的作用」慶應義塾大学神経内科 星野晴彦先生
「糖尿病網膜症と抗血症板剤」県立尼崎病院 高木 均先生
「糖尿病患者の脳卒中予防」東京女子医大 内山真一郎教先生 (大塚製薬)
尿酸に関する研究会:平成18年8月19日(土) / ぱるるプラザ
症例検討:桝田 出先生
特別講演:中島 弘先生(大阪府立成人病センター)
京都医療推進協議会:平成19年10月14日(土) / みやこメッセ
山本泰三先生、鍵本伸二先生、大石まり子先生、和田成雄先生
■後援
抗加齢医学研究会:平成18年6月15日
「内科医のための腎疾患を考える会」:京都内科医会
平成18年10月9日「目の愛護デー」協賛
京都府医師会委員会
学術、生涯教育委員会/健康日本21対策委員会/医療安全対策委員会/糖尿病対策推進事業委員会
社会保険支払基金審査会
国民健康保険団体連合会審査会
会誌発行 2回
≪平成18年度 会計報告書はこちら
平成19年度 京都糖尿病医会年間事業計画
1.総会、理事会、役員会
京都糖尿病医会総会 : 年1回 (春)
理事会 : 年2回
役員会 : 年4回以上
2.学術集会
京都糖尿病医会学術集会 : 年2回 (春、秋)
地域糖尿病学習会 : 年2回 (夏、冬)
行政、他医療機関あるいは製薬会社などとの共催による学術集会 : 年5-6回
3.糖尿病啓発活動
日本糖尿病学会・協会京都支部主催糖尿病週間行事参加:対象 市民、コメディカル、その他 : 年2-3回
糖尿病対策推進事業(京都府医師会、糖尿病学会、糖尿病協会合同)
京都府糖尿病協会と協議の上、糖尿病週間行事への参画
4.会報など刊行物の発行
京都糖尿病医会会報 : 年1-2回
5.その他
糖尿病治療に関する病診連携の確立、各専門医会との連絡、意見交換、一般開業医、勤務医、行政との意思の疎通を図る。IT導入の可能性を検討する。糖尿病医療を取り巻く環境を分析する。会員の拡大を目指す。CDEとの連携
平成19年度 京都糖尿病医会 予算案
1.収入の部
年会費 810,000円 (会費3,000円×270名)
参加費 300,000円 (参加費1,000円×300名)
府医補助金 100,000円  
繰越金 1,630,525円  
2,840,525円  
     
2.支出の部
会場費 300,000円 (2回分)
講演招聘費 510,000円 (特別講演費3名/交通費150,000円/宿泊費60,000円/謝金300,000円)
地域勉強会 120,000円 (講師謝礼80,000円 8名/会場費40,000円)
会議費 200,000円 (理事会、その他)
通信費 200,000円 (総会、講演会、理事会案内状など)
印刷費 800,000円 (名簿、プログラム/抄録など)
人件費 50,000円  
ホームページ更新・維持 200,000円  
事務局経費 340,000円  
糖尿病療養指導士賛助 100,000円  
雑費 20,525円  
2,840,525円  
第11回 糖尿病医会地域学習会
 今回の学習会は西京地区を中心に、乙訓、亀岡を含めた府南西部地域を対象に7月7日に当院ホールで行いました。当日の聴衆は30名を超えました。医療連携を主要なテーマとして、今後導入が予定されている連携パスについても紹介を行いました。発表は以下の3名が行いました。
 まず林樫原診療所の林一資先生が、西京区の一般診療所の立場で発表されました。林先生は外科が専門ですが、インスリン治療例も含めて、100例を超える糖尿病ないしはIGTを診療されています。現時点での課題としては、経口糖尿病薬の種類が増え、その適切な選択に迷うことが多い、また食事、運動療法の指導が十分にできない、インスリン導入への切り替えが困難であることなどをとりあげられました。
 次に北区のかぎもとクリニックの鍵本伸二先生は、糖尿病を中心とした生活習慣病の専門クリニックの立場で、創意工夫されている点を中心に発表されました。
 昨年(2006年)11月の新規開業であり、電子カルテを活用し、検査もできる限り院内化されたそうです。特に専任スタッフをそろえたメディカルフィットネス(運動療法)については、スペース、器材とも一般のフィットネスクラブよりも充実した設備でした。食事指導体制も含めて、すばらしい、うらやましいの言葉しか出てこないぐらいの充実した発表内容でした。今後このような専門クリニックが京都府下に数多く作られて、一般診療所と緊密に連携して診療できるようになるのがもっとも望ましいことではないかと感じました。
 最後に、私が、糖尿病学会認定教育施設である当院の現状を患者と連携医のアンケートの結果などをもとに報告しました。今後の病診連携を強化するためには逆紹介を増加させることが必要と思われますが、残念ながら患者さんからは実際には複数科を受診しているなどの理由で、逆紹介を希望されないなどの返答が多くありました。一方、連携医の先生方でアンケートに答えていただいた方は全体の3割程度で、比較的糖尿病症例を多く見られている内科医が多かったためか、有合併症例でもある程度進行した症例でも見ていただけるとの返答が多く、心強く思いました。さらに他地域での連携パスの現状を紹介しつつ、当院での連携パスの現状での取り組みを紹介し、今後の連携強化への呼びかけを行いました。最近の紹介例についても、林先生と鍵本先生からの紹介例を取り上げて、緊密な病診連携の意義についても言及しました。
 なお、糖尿病医会による地域学習会の取り組みの概要については、本年の京都医学会でも発表を予定しています。上記のアンケートの詳細については糖尿病学会の近畿地方会でも発表を予定しています。
 当日は、当院の糖尿病療養指導士(CDE)を中心としたコメディカルにも展示等を手伝ってもらって、討議にも参加してもらいました。彼らにとってもいい刺激になったようですので、今後の病診連携強化により積極的に関与してくれることを期待しています。
文責:京都桂病院 内分泌・糖尿内科 山本 泰三
役員会および理事会
第53回 京都糖尿病医会役員会
平成19年3月22日
報告事項
@第11回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年6月23日/於:京都府医師会館「脳血管障害」糖尿病と脳血管障害−どのような脳血管病変が多いのか−京都第二赤十字病院 山本康正先生/メタボリックシンドロームを伴う脳梗塞の臨床的特長/京都医療センター 塚原徹也先生/「脳血管障害における糖代謝異常の関与と治療」順天堂大学医学部 神経学講座 卜部貴夫助教授
A第10回地域糖尿病学習会:平成19年3月22日(木)宇治あんしん館/「生活習慣病とその対策」座長 土井内科 土井邦紘先生/最近経験した小児肥満症例と病診連携による治療経験(大槻内科医院 大槻雄三先生)/肥満症例の食事療法と、そのポイント(第二岡本総合病院管理栄養士 田川麗子先生)/肥満症例の運動療法について(第二岡本総合病院リハビリテーション科技師長 田後裕之)/メタボリックシンドロームの最近の流れと、糖尿病病診連携のあり方について(第二岡本総合病院副院長 紀田康雄先生)
B第11回糖尿病地域学習会:平成19年7月7日(土)桂病院:山本泰三先生/「一般診療所での糖尿病治療の現状と連携強化への期待」林樫原診療所院長 林 一資氏/「専門クリニックにおける生活習慣指導の創意工夫」かぎもとクリニック院長 鍵本伸二氏/「なぜ、今、連携強化が必要なのか−アンケート結果を踏まえた提言」京都桂病院 内分泌・糖尿内科部長 山本泰三氏/パネルディスカッション〜よりよき連携のために今何を考え、行動すべきか〜
C各種委員会報告:京都医学会「ガン」
D審査会情報 :ビタミン注射の適応疾患。急性上気道炎に対する抗生物質の使用について。
E糖尿病対策推進事業委員会:コメディカル対象に講習会。CDE更新点数の取れる形で開催。次いで市民対象の講習会に移ってゆく。
F大塚製薬:抗血小板剤に関する講演会:平成19年3月24日/「抗血小板薬の多面的作用」星野晴彦先生/「糖尿病網膜症と抗血症板剤」高木 均先生/「糖尿病患者の脳卒中予防」女子医大 内山真一郎教授
G高血圧フォーラム2007 IN KYOTO〜糖尿病を考慮した高血圧治療戦略〜特別講演:名古屋市立大学 木村玄次郎先生
Hその他:今年度は賛助金は求めない。市民を対象とした講演会などのための予算「糖尿病対策基金300万円」を計上。
協議事項
@第12回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年12月1日(土)テーマ:EBMのみかた。名古屋第2赤十字病院 野口善令先生/北海道大学 吉岡成人先生
A第13回京都糖尿病医会学術講演会:平成20年6月28日 府医会館/世話人:田中 亨先生、高倉康人先生/テーマ「肥満(小児の肥満を含む)」小児科医会と共催。
B次期診療報酬改定要望事項:CDEに点数を。HbA1cとGAまたは1.5AGの併算定。SMBG:妊娠時、Su剤使用時も条件付で。食事指導料の点数アップ。
Cα-GIとグリニド系薬剤併用療法に関する講演会:承諾。難波光義先生。
D足チェックシートの活用に関して:京都糖尿病対策推進会議の方針を待って。
EK-ネットカンファレンス:京都府立医科大学眼科 小嶋健太郎先生/次回:京都第2赤十字病院 高倉康人先生「食事療法と運動療法のこつ」
Fその他:インスリン治療研究会(H19,11,17)慈恵医大 景山 茂先生/医療安全の確保:診療所でも医療安全確保のための指針策定。従業員教育。
第54回 京都糖尿病医会役員会
平成19年4月19日
報告事項
@第11回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年6月23日 京都府医師会館/2:00PM 理事会/2:30PM 総会
A第10回地域糖尿病学習会:平成19年3月22日(木)宇治あんしん館
B第11回糖尿病地域学習会:平成19年7月7日(土)/桂病院:山本泰三先生
C各種委員会報告:
D審査会情報:理学療法同意書作成に関する留意事項
E糖尿病対策推進事業委員会:府民啓発のための講習会は京都府と共同で。
F第16回糖尿病臨床カンファレンス:平成19年5月12日(土)/特別講演:「脳の危機管理と糖尿病」広島大学 脳神経内科学教授 松本 昌泰先/「質問表に基づいての質疑応答・討論」司会 小出医院 小出操子先生
G第3回加齢医学研究会:平成19年6月7日 後援
Hその他:エキスパートミーティング(平成19年10月6日)山内敏正先生「メタボリックシンドロームの分子メカニズムと治療戦略」
協議事項
@第11回京都糖尿病医会総会議案
A第12回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年12月1日(土)
B第13回京都糖尿病医会学術講演会:平成20年6月28日(土)肥満と糖尿病。日本人の特徴。小児2型糖尿病
C第12回京都糖尿病医会地域学習会:京都市南部。第13回:舞鶴。
D支払基金審査委員推薦:梶山静夫先生
Eその他:足調査 医師会から各医師に送付。院内感染防止対策、医療安全確保、医薬品安全使用、医療機器安全使用など文書にしてスタッフに研修。
第55回 京都糖尿病医会役員会
平成19年5月31日
報告事項
@第11回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年6月23日
A第12回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年12月1日/研修医や若手の医師に参加を呼びかける。
B第11回糖尿病地域学習会:平成19年7月7日(土)桂病院:山本泰三先生
C各種委員会報告:生涯教育委員会「京都医学会」/医療安全委員会:「専門医からのアドバイス」/非定型的高血糖・低血糖
D審査会情報:糖尿病診療における検尿頻度。
E糖尿病対策推進事業委員会:
FK-ネットカンファレンス:平成19年7月19日京都府立医科大学眼科 小嶋先生
G第3回加齢医学ファオーラム:平成19年6月7日 後援
Hα-GIとグリニド系薬剤併用療法に関する講演会:平成19年10月13日兵庫医大 難波光義教授「経口血糖降下剤の使い方 ―併用療法―」
協議事項
@第11回京都糖尿病医会総会議案:平成18年度会計報告・事業報告/平成19年度予算案・事業計画
A第13回京都糖尿病医会学術講演会:平成20年6月28日(土)
B第12回京都糖尿病医会地域学習会:京都南病院 岡本三希子先生/康生会 武田病院 井垣俊郎先生/十条病院 西野和義先生
Ck-ネットカンファレンス3巡目:(案)/・糖尿病診療におけるCDEの役割(大石まり子先生)/・感染症(山本泰三先生)/・ガン(京都医療センター 北岡先生)/・手足の変形(京都医療センター 河野先生)/・保険診療/・医療訴訟
D興和創薬より研究会の提案:脂質代謝改善によるインスリン抵抗性改善、血糖低下。次回人選
E特定健診・特定保健指導:
第56回 京都糖尿病医会役員会
平成19年6月21日
報告事項
@第11回京都糖尿病医会理事会議案
A第11回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年6月23日
B第12回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年12月1日(土)
C第11回糖尿病地域学習会:平成19年7月7日(土)桂病院:山本泰三先生
D各種委員会報告:
E審査会情報:
F糖尿病対策推進事業委員会:
G高血圧フォーラム2007 IN KYOTO〜糖尿病を考慮した高血圧治療戦略/特別講演:名古屋市立大学 木村玄次郎先生
協議事項
@第13回京都糖尿病医会学術講演会:平成20年6月28日(土)
A第12回京都糖尿病医会地域学習会:
B興和創薬より研究会の提案:
第57回 京都糖尿病医会役員会
平成19年7月26日
報告事項
@第12回京都糖尿病医会学術講演会:平成19年12月1日(土)テーマ:EBMのみかた。名古屋第2赤十字病院 野口善令先生/「EBMの正しい理解とその活用法」北海道大学 吉岡成人先生/「2型糖尿病診療のエビデンス」/パネルディスカッションまたはQ&A
A各種委員会報告:生涯教育:京都医学会/医療安全委員会:医療安全講演会(平成19年10月13日)「非定型的な低血糖・高血糖についての話」桂病院 山本泰三先生
B審査会情報:ビタミン注射、腫瘍マーカー、抗生物質。コニールの最大量:16mg
C糖尿病対策推進事業委員会:医師対象が間もなく終了する。聞き逃した人のために総集編を行なう。秋からはコメディカル対象の講演会が始まる。
Dイタンゴ発売記念講演会:平成19年10月25日(木)対象:糖尿病専門医/開催された場合10月度役員会:第3木曜日(10月18日)
Eその他:USA-Japan symposium 10月20〜21日(Joslin のスタッフと)
協議事項
@第13回京都糖尿病医会学術講演会:平成20年6月28日(土)京都府医師会館
A第12回京都糖尿病医会地域学習会:京都市内南部(十条病院 西野先生、武田病院 井垣先生、南病院 岡本先生)下西医師会長 関 先生了承済み
B第13回京都糖尿病医会地域学習会:平成20年夏/舞鶴 荒木義正先生、四方先生
C興和創薬より研究会の提案/持田製薬より研究会の提案/2社の共催にできないか。
D田辺製薬より研究会の提案
Eその他:Japan-Korea Symposium 10月5〜6日/糖尿病エキスパートミーティング:10月6日/第14回京都糖尿病医会学術講演会:平成20年11月22日 or 29日/「実行のある療養指導」コーディネーター 鍵本伸二先生、大石まり子先生/第14回糖尿病地域学習会:左京 バプテスト病院 米田先生
糖尿病保険診療Q&A
●最近の国保審査会における文書注意とその解説
・ビタミン剤の注射を多数例に施行:まずビタミン剤の投与が保険で認められている疾患は限定されています。次に与薬は経口投与が原則で経口投与が出来ないか効果が不十分である時に注射が認められています。
・急性気管支炎に対し多数例に抗生物質の内服と注射が併施:急性上気道炎(急性気管支炎と記載されている例を含む)の殆どの例は抗生物質を必要としません。ましてや注射は不要と考えられ、査定されています。
・腫瘍マーカー検査をスクリーニング的に実施:「腫瘍マーカーは、診察、腫瘍マーカー以外の検査、画像診断等の結果から、悪性腫瘍の患者であることが強く疑われる者に対して検査を行なった場合に、悪性腫瘍の診断の確定又は転帰の決定までの間に1回を限度に算定する。」と定められています。
・疑い病名が多数あり、それに対して多数の検査実施:病態を良く観察し、適切な検査・傷病名記載をして下さい。とくに画一的、網羅的な検査は文書注意、査定の対象となります。
・老人のほぼ全例に「慢性肝炎」の病名を付し、連月その約1/3の例に腹部超音波を施行。また多数例に「高脂血症」「高血圧症」が見られ心電図を画一的に施行:多数の「悪性貧血」や「副腎機能低下」や「膠原病」などの傷病名がみられる医療機関がありますが、到底診断が正しいとは考えられません。検査や投薬を行なうためのレセプト病名は文書注意、場合によっては査定の対象となります。経過観察を行なう場合の検査の頻度も常識的な範囲で施行して下さい。
・各種慢性肝炎に対し陳旧例においてもプロモンの内服に加えケベラS注とタチオン、ノルポート注が漫然と注射されている:陳旧例の胃潰瘍に対するソルコセリルも同様です。病態と薬剤の効果を十分に考慮して治療に当って下さい。
・脱水症の病名に対して多数例に輸液を施行(内服投与あり):確かに「脱水症」に対する輸液療法は極めて有効な治療法ですが、連月に亘って1医療機関に多数例の脱水症患者がいるとは思われません。また「摂食不良」との注記を付して連月20回前後3号輸液を施行されている医療機関もあります。

 保険者はレセプトを1枚づつチェックしています。保険診療を逸脱した診療は医療界全体の信頼を損ないかねません。お気をつけ下さい。
●審査会情報
・MPO-ANCAの適応拡大:膠原病に関連すると考えられる血管炎について認める。
・薬剤溶出性ステント留置後の抗血小板療法:ステント留置後の抗血小板剤(アスピリン、パナルジン等)は期限を定めない。また上記薬剤が投与できない事例についてはプレタールも認める。
・マイスリーなど向精神薬で投与量の上限のある薬剤について:適応通り。
・コニール錠:高血圧症、狭心症ともに16mgまで認める。
・白血球中サイトメガロウイルスpp65抗原:病名などから重篤な免疫力低下状態等が推察されれば、移植を行なわない場合でも認める(注記不要)。なお急性期は月4回(週1回)程度、慢性期は月1回程度まで認める。
・アリセプトの用法・用量:2週間以上3mg錠を投与する場合も認める。
・外皮用殺菌剤:手術以外は認める。量については常識の範囲内とする。
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